防蟻・防腐剤による透湿防水シートへの影響について

表題の件、従来は、防蟻・防腐剤が十分に揮発した構造材を使用する限り、透湿防水シートへの影響はほとんど無いものと考えられておりましたが、昨今、構造材のみならず通気胴縁に対しても防蟻・防腐処理されるケースが増加しており、雨水に晒され溶け出した防蟻・防腐剤が透湿防水シートの防水性を低下させるリスクが高まってきております。

防蟻・防腐処理されている胴縁を使用する場合、
施工中雨水で濡らさぬよう、胴縁施工後は外装材を速やかに施工するなど、十分にご注意頂きたく、お願い申し上げます。    

【対象製品】

日本透湿防水シート協会会員が販売する

住宅用建材 透湿防水シート (JIS A 6111:2016) すべて

ご理解、ご協力の程、宜しくお願い致します。